2025年4月13日から10月13日まで、大阪・夢洲で開催される「大阪・関西万博(EXPO 2025)」。
この国際的なイベントに足を運ぶためには、入場チケットが必要です。
チケットには大きく分けて「オンラインチケット」と「当日チケット」の2つの購入方法があり、それぞれ特徴やメリットが異なります。
今回は、2025大阪万博のチケット概要と、オンラインチケットと当日チケットの比較を詳しく解説します。
これからチケット購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
大阪・関西万博のチケット概要
大阪・関西万博のチケットは、年齢区分(大人:18歳以上、中人:12~17歳、小人:4~11歳 ※2025年4月1日時点の満年齢)や利用期間によってさまざまな種類が用意されています。主な券種には以下があります:
- 開幕券:開幕から2週間以内(4月13日~4月26日)に1回入場可能。
- 前期券:開幕から7月18日までに1回入場可能。
- 一日券:会期中いつでも1回入場可能(超早割や早割あり)。
- 夏パス:7月19日~8月31日に複数回入場可能。
- 通期パス:会期中いつでも複数回入場可能。
- 特別割引券:障がい者やその同伴者向けの割引チケット。
- 3歳以下無料券:無料入場だが、座席が必要な場合は発券が必要。
購入方法は、公式ウェブサイトや旅行代理店、コンビニエンスストアでの「オンラインチケット」と、会場で直接購入できる「当日チケット」に分けられます。それぞれの特徴を比較しながら見ていきましょう。
オンラインチケットの特徴
オンラインチケットは、事前にオンラインで購入する電子チケットや紙チケットのことを指します。公式販売サイト「EXPO 2025デジタルチケットサイト」や、提携する旅行代理店、コンビニの店頭端末で購入可能です。
メリット
- 割引価格で購入可能
オンラインチケットには「超早割」や「早割」があり、例えば一日券は超早割で6,000円(通常7,500円)と、会期中の価格よりお得に購入できます。前売期間(~2025年4月12日)なら、前期券(5,000円)なども割安で手に入ります。 - 事前来場日時予約が可能
購入後に「万博ID」を登録すれば、来場日時を6か月前から予約できます。これにより、混雑を避け、スムーズに入場できる可能性が高まります。さらに、パビリオンやイベントの事前予約も可能で、計画的に楽しみたい方に最適です。 - 受け渡しやグループ予約が簡単
電子チケットなら、万博IDを介して家族や友人にチケットを渡すこともできます。また、グループでの来場日時予約も一括で対応可能です。 - 多様な購入オプション
公式サイト以外にも、JTBや阪急交通社などの旅行代理店で宿泊付きプランや送迎付きチケットを購入でき、遠方からの来場者にも便利です。コンビニでは紙チケットや引換券も扱っており、スマートフォン操作が苦手な方にも対応しています。
デメリット
- 事前手続きが必要
電子チケットの場合、万博IDの登録やチケットIDの紐づけが必要です。また、来場日時予約を忘れると、当日スムーズに入場できないリスクがあります。 - キャンセル不可
基本的に購入後の払い戻しはできません。予定が不確定な場合、購入タイミングに注意が必要です。
当日チケットの特徴
当日チケットは、万博会期中(2025年4月13日~10月13日)に会場入場ゲート前で購入できるチケットです。2025年2月の発表で新たに導入が決まり、事前準備なしで気軽に来場したい人向けに設計されています。
メリット
- 手軽さ
事前のオンライン登録や予約が不要で、当日会場に着いてから購入できます。スマートフォンやパソコンを使わずに入場できるため、デジタル操作が苦手な方や急に予定が決まった方に適しています。 - 柔軟性
前もって予定を立てる必要がないため、天気や気分に合わせて来場を決められます。特に地元の方や観光ついでに立ち寄りたい場合に便利です。 - 当日登録でパビリオンも楽しめる
当日チケットでも、会場内の端末を使ってパビリオンやイベントの当日登録が可能です。事前予約がなくても、ある程度の体験が保証されています。
デメリット
- 割引がない
当日券は定価での販売となり、一日券なら大人7,500円です。オンラインチケットの超早割(6,000円)や前期券(5,000円)と比べると割高になります。 - 混雑リスク
来場日時を事前予約できないため、混雑時には入場待ちが発生する可能性があります。特にゴールデンウィークやお盆、閉幕間際は注意が必要です。 - 在庫切れの可能性
当日券は会場での販売数に限りがあると想定され、売り切れの場合は購入できないリスクがあります。
オンラインチケットと当日チケットの比較表
項目
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オンラインチケット
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当日チケット
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購入場所
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公式サイト、旅行代理店、コンビニ
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会場入場ゲート前
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価格
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割引あり(例:一日券6,000円~)
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定価(例:一日券7,500円)
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事前予約
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必要(万博IDで6か月前から可能)
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不要
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柔軟性
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予定確定が必要
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当日決められる
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パビリオン予約
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事前予約可(抽選あり)
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当日登録のみ
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手軽さ
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デジタル操作が必要
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手続きなしで購入可能
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どちらを選ぶべき?
- 計画的に楽しみたい方:オンラインチケットがおすすめ。割引価格で購入でき、事前予約で混雑を避けつつパビリオンを確実に楽しめます。特に遠方から訪れる場合や、特定のパビリオンを見たい場合はこちらが最適です。
- 気軽に訪れたい方:当日チケットがぴったり。予定を決めず、ふらっと万博を楽しみたい場合や、近くに住んでいる方に適しています。ただし、混雑時や人気パビリオン狙いの場合は少し不便かもしれません。
購入時の注意点
- オンラインチケット:購入後は万博IDに紐づけておくと管理が楽です。また、来場日時予約は早めに行いましょう(変更は3回まで可能)。
- 当日チケット:支払いはキャッシュレス対応なので、現金の持ち合わせがないか確認を。混雑予想日は公式サイトで最新情報をチェックしてください。
まとめ
2025大阪万博のチケットは、オンラインチケットと当日チケットのどちらを選ぶかで体験が大きく変わります。
コストを抑えて計画的に楽しみたいならオンラインチケット、手軽さを重視するなら当日チケットがおすすめです。
開催まであとわずか、どちらの方法でも万博の魅力的な展示やイベントを楽しむ準備を始めましょう!
最新情報は公式サイトで確認し、あなたにぴったりのチケットを手に入れてくださいね。